オフセット印刷機でゴーストが発生することがあります
オフセット印刷機のゴーストとは・・・
ゴーストなし
ゴーストあり
※薄くローマ字が出ている部分はあくまで狙ったわけでなく転写してしまった時の画像です。
オフセット印刷機で印刷した際に印刷面の内容により予期せぬ場所に印刷のデザインが転写したりデザインによりインクのばらつきでインクを引っ張り、色むらが出ることをなどを指します。
なぜ出るのか?
オフセット印刷機は紙のサイズ全体に同じ圧力をかけ印刷の版にインクを転写し、紙に印刷をします。
その際に紙の全体の一部分が白抜き(インクを載せていない部分)がある場合、転写したりインクの引っ張りが起こることがあります。
またブランケットと言われる部品を丁寧に洗浄や交換をしていなかったりした場合にゴーストが起こることが多いように思います。
全てが出るわけではなくごく稀に自然発生的に発生します。
これによる対処ができる場合もあるのですが物理的に解決できない案件も発生します。
対処方法・・・色々な対策をすることもできるのですがその一部をご紹介します。
例えば印刷のベタがありその中の一部が白抜きだった場合でゴーストが発生した時は逃しで同じ範囲の同じ範囲
のオブジェクトを紙の関係ない部分に逃しとしてデザインを落とし込みオフセット印刷の圧力のバランスをとっ
たり荒付きを調整などすることができます。
最終的に解決できない場合は究極、デザインを変えるか諦めるしかありません。費用をかければ完全になくすこ
ともできます。
オフセット印刷のゴーストについて(転写してしまう)