こんにちは、本日は浮き出し加工についてお話しいたします。
浮き出し加工とは紙袋の表面に凸版で圧力をかけ紙袋の表面を盛り上げる加工のことを指します。
表面を盛り上げることで陰影や見た目の風合いが変わります。
通常、浮き出し加工だけで終わることはなく、浮き出し加工する前に浮き出ししたい部分にオフセット印刷を事前にするか箔押し加工などすることで文字やデザインが浮き出しているように見せるのが一般的です。
お分かりのように工程が2工程になります。ですのでコストもそれに合わせて高くなります。
通常、アパレル関係のメジャーなブランドは中国で4ヶ月サイトで消化される量をまとめて生産し加工工程が多い商品もコストを抑えることができる仕組みになっております。
面白いことに中国でのコストは実際、日本で作る原価より5割から6割程度の原価で作ることができます。
しかしながら少ないロットの場合、中間に業者が1社なし2社入り込むことで日本での生産コストと中国産の紙袋のコストと同じになってきます。
紙袋にこだわり色々なことを試したい方は中国産をお勧めします。
デメリットは作ってしまうと気に入らない袋であっても買取せざる終えないのと納期が約1ヶ月前後かかるのがデメリットです。
メジャーなブランドは中国産がお勧め、中小レベルであれば日本産をお勧めいたします。
やはり安心と信頼があるのでトラブルが起きた時などは対処してくれやすいからです。
話が逸れましたが紙袋にお凹凸を作ることで受け手側の印象はかなり変わるのでお試ししてみてもいいかと思います。
表面の凹凸といえばエンボス加工と言う方法もあります。
エンボス加工についてはまた今度お話ししたいと思います。