本日は紙ふくろによく使われる晒しと言う紙をご紹介いたします。
晒しは表目面と裏面が両方とも晒し(若干のザラザラ感)になっています。
前回の記事の片つやは片面(表面)に艶があり、裏面はザラザラの紙でしたね。
晒しの紙は印刷面がザラザラなのでインクの沈み込みがよく紙の内部までインクが入るので色落ちや衣服などに色のうつりこみがないのでベタ印刷であってもニス引きをしないこともあります。
(ニス引きはした方がいいです)
デメリットはインクの沈み込みがある分、色の光沢がなくなります。
また、紙自体が完全に白ではないのでコート系に比べ、黒ずんでいます。
あくまでコート系と比べたらと言うレベルなので白なのは白です。
片ツヤに比べ若干の差ではありますが粘りがあ流ので裂けにくい紙になっています。
紙にはそれぞれメリット・デメリットがあるのでデザイン・紙ふくろサイズ・使用目的を考えながら紙ふくろの制作に移ってください。
本日はここまで。
紙ふくろに使われる紙(晒しVer)