てさげ袋の種類について

本日はてさげぶくろの種類についてお話します

 

てさげ袋は大きく分けて2種類あります

 

 

その1・・・輪転製袋(各社で呼び名は違います)

 

 

 

輪転製袋はその名の通り 輪転の印刷機で印刷し そのまま輪転製袋に加工が進む生産ラインになります。

 

輪転でのメリットは紙メーカーが紙を生産した状態のロール紙状の

 

 

 

ものをそのまま輪転印刷にかけその後輪転製袋加工に入るので全て

の工程が簡素化され 

 

且つ 全ての工程に無駄がないのが特徴です。

 

 

無駄がないと言うことは1枚あたりのコストを極限まで下げれることができます。⤵︎⤵︎⤵︎

 

 

デメリットは大量生産向けの為、できることの制限が多くなりま

す。

 

 

 

例えば使える紙質・紙厚・紙袋サイズ・持ち手部分の紐の種類・1

 

ロール単位で紙の発注になるのでミニマムロットが通常、1万袋

 

以上からになります。

 

なぜ制限があるのか??ですが、簡単言うと大量に作るようなので

 

めんどくさいことはしたくない。

 

 

 

ものを入れれて安ければいいんでしょう?と言うことです。

 

この袋に対して否定はいたしません。

 

日本国内で使われているほとんどの紙袋がこの袋ですし、ビニール袋に次いで必要な袋になるからです。

 

 

この袋はデパート・駅のお土産やさんなどでよく使われます。

 

 

その2・・・枚葉製袋(各社で呼び名は違います)

 

枚葉???と言われて想像つく方は少ないと思います。

 

枚葉とは規格に揃えられた平紙を指します。紙メーカーが生産する規格の平紙を使った製袋加工になります。

 

言うなれば平紙のことを枚葉と言っても過言ではありません。それを踏まえて枚葉で製袋できる手提げの紙袋の種類をここで挙げてみます。

 

1、袋に穴を開けてそこに持ち手の紐を通し手提げにするタイプ

 

 

2、自動で紐が袋と合体するタイプ(穴がない)

  通称 OFJ加工と言います

 

 

 

1は古く、機械で製袋加工ができるようになった時代のものです 

 

今でも使われている製袋メーカーもたくさんあります。

 

メリットはOFJ加工に比べ ロス(紙・紐など)が少なく生産できます。

 

そして最大のメリットはどんな紐もつけることができます。

私の知る限り使えなかった紐はありません(紐の種類については後日 ゆっくりお話します)

 

デメリットは自動で紐がつかないので袋が出来上がるまでに工程が3工程くらいあります。

 

 

 

工程が増えると言うことは紙袋の単価も増えると言うことです。OFJに比べ高くなります。

 

 

 

2はOFJ加工と呼ばれ、自動で紐が付くタイプの製袋機になります。

 

メリットは自動で袋の完成までできるので納期が短く生産できます。

 

また内職加工がないので単価も1に比べお安くご提供できます。

 

 

 

デメリットは紐がある程度(6〜8種類)の中から選ばなければなりません。

 

ちなみに輪転製袋は3種類くらいです。

 

 

と言うことで三者三様のメリットデメリットがありますが、

 

てさげぶくろの紙ふくろうで生産する紙袋は受け取る側の気持ちに

 

立った袋をご提供したいので輪転はあり得ません。

 

その中でもご注文いただけるお客様にご満足いただける袋を提供したいので価格部分も踏まえOFJ加工にこだわって受け付けております。

 

どのタイプの袋も使われるお客様のニーズにあったものでなくてはありません。

 

てさげぶくろの紙ふくろうのお客様は高級志向であり且つ 紙袋をただの袋と捉えず、受け取る側の気持ちに立ったお客様であってほしいと考えております。

 

 

 

不躾ながらこの気持ちを持って紙袋を作れば袋を受け取る側には必ず伝わると思います。

 

そんな袋が作れれば生産者としては本望です。

 

てさげ袋の紙ふくろうではローコストは目指しておりません。

 

ご注文されるお客様が簡単に高級感ある紙袋を作れる環境をご提供したいと考えております。

 

 

 

てさげ袋の種類について
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