紙ふくろで使う紙の厚み その2

本日は紙ふくろで使う紙その2としてお話します。

 

 

紙ふくろで使われ紙厚は前回の記事で述べたとおりですが、その中身についてお話しいたします。

 

前回の記事で紙の厚さの表記で80g〜157gなどが書かれていたと思います。

 

紙の厚さはg/㎡で表されます。

 

既製の紙には様々な紙のサイズがあります。

 

例えばハトロン版(1200mm*900mm)やシロク版(1091*788)や菊版(939*636)

などなど様々なサイズがあります。

 

紙の厚さの表記は紙のサイズにより数字が変わります。

 

厚さ120g/㎡と言れればハトロン版(1200mm*900mm)では129.5kg

 

シロク版(1091*788)では103kg

 

菊版(939*636)では93.5kg

 

とこの様に紙の厚さと使われる紙サイズによる呼び方が変わります。ややこしいですよね。

 

この紙の呼び方(指し方)を知っているのは紙屋さんや印刷屋などは分かっていますが中間に入る業者は全く分かっていないことが多々あります。

 

見積もり依頼をいただくのですが紙厚の部分が103kgと書かれていたりします。

 

この書き方の場合、103kgと書くのは問題ないのですが紙ふくろのサイズにより使う紙の大きさ(上記のハトロン版やシロク版など)が違うので正確には「120gで見積もりしてください」です。

 

紙の厚みは紙ふくろにとって大事な部分(耐久性やコスト)なのでよく考えて選択してください。

 

 

本日はここまで。

 

 

紙ふくろで使う紙の厚み その2
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