本日は筋つけをして、てさげふくろを作るVerの社内規定についてお話します。
前回の記事ではOFJ加工でよくあるご指摘のお話でした。(OFJの社内規定)
OFJ加工ではのりしろのズレが2mm以内で発生するということをお伝えしたかと思います。
それではOFJ加工でない場合はどうでしょうか?
OFJ加工では紙ふくろを生産するにあたって製袋機の流れの中で紐までつくので、先に紐がつく部分を折り込まなくてはならないので貼り合わせの部分がどうしても多少のズレが生じてしまいます。
紐のつく部分を後から加工する場合(筋つけの紙ふくろ)は後から筋に沿って折り込むのでズレることはありません。
しかしこちらの加工の場合、納期・金額などデメリットもあります。
そのほかでは後加工(内職加工)が増えるので人の手がかかる分、紙ふくろに傷がつきやすくなります。
この傷については一定の基準を設けており、検品作業の中で基準に満たしていないふくろに関しては破棄するようになっています。
お客様により基準は違いますがご理解いただきながらご発注をいただいております。
本日はここまで。
てさげ袋の製品の社内規定(筋つけ紙ふくろVer)