紙袋の最小マチ(D)サイズについて
紙袋を作るにあたって横幅(W)とマチ(D)の関係は密接に関係してきます。
紙のとりを考えれば高さも関係します。
ここでは横幅(W)とマチ(D)の関係性についてお話しします。
まず手で紙袋を作る場合は横幅(W)に関係なくマチ(D)を2cmくらいまでなら作ることができます。
しかし、数量が多い場合は機械製袋しなければコストや納期に問題が起きますので機械製袋をオススメします。
そこで問題になってくるのが機械製袋できるマチ(D)サイズは何センチなのか?
というところですが、私の知る限り55mmが最小のマチ(D)サイズだと思われます。
54mm以下になると機械が対応できなくなるのです。
逆に最大のマチ(D)はどうでしょうか?
これは機械の改造によりますのではっきりは決まっていませんがおおよそ260mmが限界ではないかと思われ
ます。
その理由としては横幅(W)に対してマチ(D)の差が80mm以上必要になるからです。
例えばマチ(D)が260mmの場合 横幅(W)は340mm必要になります。
(80mm必要な理由は後日お伝えします)
紙の最大サイズは1230mmなので1230ー30mm(のりしろ)=1200mm
1200mmー520mm(マチ260*2)=680mm
680mm/2=340mm (この数値が横幅(W)です)
紙袋のサイズ表記としては横幅(W)340mm マチ(D)260mm 高さはある程度自由になります。
このように最大の紙サイズを基準に考えるとマチ(D)を最大にとった場合、横幅(W)も関連して340mm
が限界値になります。
機械の改造によりマチ(D)サイズは伸ばせると思いますが最大の紙サイズは決まっていますので上記の計算上
ではマチ(D)サイズは260mmが限界と結論づけられます。