OFJ加工とは
紙袋の紐の部分が自動で紐が取り付けられる紙袋の加工方法の1つです。
古い機械の場合は、紐は内職さんが手加工で紙袋に紐が通る穴を開けてその部分に手で紐を通しててさげ部分を作っていました。
← 穴タイプの紙袋
← 穴タイプの紙袋
今でも穴あけタイプのてさげ袋はありますが、近年ではOFJ加工が主流になっています。
←OFJ加工の紙袋
←OFJ加工を分解して広げた状態
←OFJの紐の取り付け部分のアップ
OFJのメリット
自動で紐の加工(最終加工まで)まで終わるので短納期に対応できることと紐を巻きの状態で仕入れるので原材
←OFJ用の巻きの紐(加工される前)
料費を抑えることができます。
また内職加工がなくなるので加工賃のメリットも出てくるようになります。
OFJのデメリット
機械の設定時間が穴あけタイプに比べ時間がかかります。
時間がかかると言うことは、その時間分が紙袋の金額にのってきます。
しかし、2000枚以上になると原材料費・内職加工の価格減少メリットが高くなるので2000枚以上であれば
OFJの加工のメリットに変わります。
番外でOFJの場合、紙の芯が入った紐を使わなくてはならない(例外あり)ので紐がピンと立つのが嫌な方も
いらっしゃいますのでその紐しか選べないデメリットも存在します。
総合的には2000枚以上(メーカーにより違います)であればOFJ加工の方がお勧めです。
OFJ加工とは